草津

カピパラにワニも!草津にジャングル!?草津熱帯園に必ず行くべき理由4つ

2019年1月24日

草津に行くことはあっても、あまり期待せず、草津熱帯園をスルーする方は意外に多いのではないでしょうか。行ってみたら、むしろ草津の目的地としてもいいくらい、斜め上の充実した珍しい施設でした。

草津に行ったら、必ず行くべき理由を4つご紹介します。

愛嬌抜群!手を振るニホンザル

チケットを購入後、いろんな剥製がある室内展示を見た後に順路通りに行くと、外の細い道を進んで亜熱帯のジャングルドームに行くことになります。その途中に右側に見えてくるのがニホンザルのサル山。「動物園のサル山と、まぁ対して変わらないだろう」と思うと、期待をいい意味で裏切られます。

無人販売で餌を1皿100円で販売しているので、ぜひ購入してみてください!そうすると、サル山の面白さを実感できます。

餌を買って、サル山のほうに向かっていった瞬間、音か匂いで分かるのでしょうか。サルがものすごい勢いで集まってきます。

そこまでは想定の範囲内。ここから、少し焦らしてあげると、手を振るんです!この写真は、たまたま手をあげているときに撮影したものではありません。それはもう、人間のごとく、必死に手を振ってアピールするんです。

餌を持っているだけで、じっと見つめてきます。

アピールの最中、こんなセクシーな姿も見れます。

なお、餌がなくなると分かると、すぐに背を向けて行きました。

また、親子でしょうか。小さい子ザルが、親ザルと思われるサルにくっついていく姿は、人間の親子ともはや変わりません。

子ザルが段の下に落ちて、登れなくなっていると、親ザルがやってきて、登るのを手助けし、背中に乗せたり、お腹に抱えたりしながらサル山の上の方に連れて行きます。

ずっとくっついている子ザルが本当にかわいい!

なお、こちらのサル山、2014年に政情不安で、読売新聞に記事がでたそうです。今は安定したのかな?

こんなに人間くさい姿を見ることができるサル山は、人生で初めてでした。

ワニ!タランチュラ!まさにジャングル!珍しい動物がいっぱい!

草津熱帯園のジャングルドームは、入った瞬間、手作り感いっぱいの看板に「あんまり期待できないかな・・・」と思ったのもつかの間、期待は裏切られます。

そこからはもはや亜熱帯のジャングル。いるわいるわ、ワニ!ワニ!ワニ!もちろん、みんな違う種類のワニです。

ここから、少し生き物のご紹介。

●マレーガビアル

日本で初の繁殖に草津熱帯園が成功!全長3〜5メートルに達する大型のワニ。

●コビトカイマン

ワニの中では小型で全長1〜1.5mで、主に魚や小動物を捕食するそう。

●ケヅメリクガメ

アフリカに分布する、砂漠周辺やサバンナに英速するカメ。

●エリマキトカゲ

最大全長90cm、分布はオーストラリア北部、ニューギニア南部。首のえりまきのような大きなえりかざりは、興奮すると、えりまきを広げ、口を開けて的を脅かすそう。

●グリーンイグアナ

メキシコから南米にかけて広く分布するトカゲ。全長150cm〜180cmにもなる。この子は、めちゃくちゃ臆病・・・と思われましたが、2017年から性格が急変し、非常に凶暴になり、飛びかかってくるようになったそうです。発情だそう??

●インドシナウォータードラゴン

東南アジアに分布し、水場近くの樹上に棲むトカゲ。全長60cm〜90cmになる。この子は事故で尾が切れてしまい、現在再生中の模様。

●ミナミテグー

ブラジル、アルゼンチンなどの南米に分布。

●タンザニアフラットロック スコーピオン

長寿で有名なサソリ。低温と水切れに注意すれば飼育しやすいそう。

●ローズヘアタランチュラ

南米に生息し、地上で生活するため地面に糸をシートのように敷き詰めて巣をつくるそう。綺麗好きなのかな。

●メキシコサラマンダー

愛嬌抜群!いわゆるウーパールーパーですね。

なお、各生き物の説明は、草津熱帯園のキャプションより引用させていただきましたが、そのキャプションの書き方も、非常に個性的で面白いんです!

こんなに南米やジャングルに生息する生き物をまとめて見たのは、初めてでした。

金運アップに効きそうな白蛇様も

「ここからヘビだよ」の文字の先には蛇がいっぱい。確かにここに、小銭がちらほら置いてあるんです。

白蛇様を祀る神棚も。

もちろん、本物の白蛇様も。ちゃっかり前にお賽銭箱も置いてあります。

なお、白蛇様の抜け殻を使用したお守りも、草津熱帯園のお土産として、500円で販売されていました。お守りを購入時、レジのおばちゃんが、「ご利益ありますように」と祈ってくれました。金運アップを祈って、ぜひお見逃しなく。

カピパラ!ひよこ!ハムスター!かわいい動物とのふれあい

ペットを買っていないと、このもこもこした肌触りと、ほわっと暖かい感触が非常に恋しくなりますよね。こちらの熱帯園では、自由にひよことハムスターに触ることができます。

ひよこに触るのが初めてでも、しっかり触り方とルールが書いてあるので安心です。

寒いのか、暖かいランプの下に、みんな固まっていました。

ひよこの横に、ハムスターのカゴがあります。

手で包み込むように、ハムスターを持ち上げると、爪のあとが皮膚に残るくらい、腕を登ってこようとします。かわいい。。。。

なお、この施設で忘れてはいけないのがカピパラさん。1カップ100円でエサの笹を販売しているので、餌やり体験も可能です。

ほかにも珍しい動物がいっぱい!

もう、紹介しきれないくらい、たくさんの珍しい動物がいます。

つぶらな瞳のピグミーマーモセット。

ペリカンさん。

なぜか、小屋の中でぐるぐるぐるぐる回っているラマ。

ちらっと顔をだして、出てくるかな?と思いきや、ふいっとそっぽを向いて、また小屋の中を回り続けます。完全にバカにされている感満載でした。

ぜひ、このたくさんの珍しい動物たちを、その目で確認してみてください!

なお、手作り感抜群の看板を最後に、ジャングル終了です。どこまでいっても手作り感満載。

また、動物たちのエサ代や、建物の維持費でいっぱいいっぱいで、広告などの宣伝にお金をかける余裕がないそうです。だからこんなに素敵な熱帯園なのに、いまいちあまり、宣伝を見なかったんですかね。

草津熱帯園の割引チケットも公式ページにあるので、必ず印刷して持参しましょう。

※スマホでの表示では使えないようなので、必ず印刷をしてお持ちください

草津熱帯園の割引チケットはこちら

斜め上を行きすぎる草津熱帯園、草津に行く際はぜひ検討してみてください!

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