金融庁が出した衝撃的なニュースに、びっくりされている方も多いのではないでしょうか。
人生100年時代、定年後2,000万円が年金のほかに必要だというこのニュース。危機感を感じた方も多いのではないでしょうか。
人生100年時代、2,000万円が不足 金融庁が報告書
金融庁は3日、人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書をまとめた。長寿化によって会社を定年退職した後の人生が延びるため、95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算を示した。公的年金制度に頼った生活設計だけでは資金不足に陥る可能性に触れ、長期・分散型の資産運用の重要性を強調した。
このニュースとあわせて、メガバンクのみずほフィナンシャルグループをはじめ、大手企業も副業を容認する方針を出したりと、大副業時代の幕開けとも言われるようなニュースも飛び交っています。
大手企業の副業解禁は、副業に興味がある人間には喜ばしい反面、「その会社だけでは、あなたの人生、保証できませんよ」と言っているようなもの。
このことから、将来に不安を感じて、今から副業を始める人も増えているようです。それでは、どんな副業が実際に行われているのでしょうか。
みんな、どのような副業を行なっている?
実際、どのような副業が現在、行われているのでしょうか。いくつか見ていきましょう。
外国人と話せる人は、オンラインによる日本語教師
現在、日本語を勉強したい外国人が増えています。そこで、彼らに日本語を教える副業が、今広がりを見せています。
スカイプなど、オンライン上で会話をするので、家でできるのも魅力的。外国人と話したい高齢者の間でも、流行っているみたいですね。
体を動かしたい人は、Uber eatsのパートナー配達員
やっぱりなにより、自由な時間で働くことができる代表格とも言われているような副業、Uber eatsのパートナー配達員。
事前に登録説明会に行き、Uber eatsのパートナー配達員に登録すれば、あとは自分の働きたい時に、専用アプリをONにするだけで働くことが可能。
実際にやっている人からも「自由に働くことができるのがよい」という声をよく聞きます。また、「普段、会社員をしており、体を動かす機会が少ないから、自転車で体を動かすことのできるUber eatsの配達員は、運動不足解消に良い」という声も。
運動がてら、お金を稼ぎたい人にはうってつけの副業です。
家にスペースがある人は、モノオク
もし、家に空いている部屋がある方は必見です。荷物を保管するだけで、お金がもらえちゃいます。都内など、特に広さあたりの家賃が高かったり、家が狭い人が多いようなエリアでは特に需要がありそうです。
駐車場であったり、家であったり、スペースをシェアすることは、今の時流、需要がありますね。
できることを伸ばしたい人は、ココナラ
長い目で、自分のスキルを探して伸ばしていきたいという方は、ココナラがオススメです。
単発で自分のスキルを売ることが可能で、実際にそのスキルを購入してくれた方からレビューがつく仕組み。売って、レビューをもとに改善できるのもこのサービスの強み。今後、もっとそのスキルを伸ばして行く際に、口コミは非常に良いサービス改善のためのフィードバックとなります。
実際、どんなスキルが売れるのか、どの程度のスキルがあればいいのかを確認するためには、実際に登録して使ってみるのが一番です。
「自分はこれができる!」と言えるものがある人は、そのスキルを売ればいいと思います。しかし、「自分が何ができるかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そんな、自分の販売可能なスキルを見つけられていない人が、ココナラを副業として、始める際のステップを紹介します。
- 自分ができそうなことを考えてみる
- 自分ができそうなスキルをすでに売っている人のサービスを使ってみる
- 自分でもスキルとして、実際に売ってみる
スキルのフリマ「ココナラ」がオススメな理由
これから副業を始める場合、スキルを販売できる「ココナラ」がオススメな理由を3つあげます。
- 自分のできること、スキルの棚卸しができる
- ココナラでスキルを売れば売るほど経験値が上がる
- 経験を積んだ結果、自分で顧客を集めることができる可能性がある
Uber eatsのように、自分の時間を切り売りする仕事ももちろん良いでしょう。運動不足解消できるのは最高です。
しかし、せっかく自分の時間を使う副業、せっかくであれば、スキルを伸ばしながらお金を稼ぐのも、よいのではないでしょうか。
まとめ
現在、副業を行う人は、大手企業の会社員に増えているそう。
ある大手製薬会社の会社員の声で、こんなものがありました。
「会社を離れた時に、何もできなくなるのが怖い。時代に取り残されるのではないかという不安がある。」
AI導入や、システム改善などが盛んな、時代の流れを感じやすい大手企業の人ほど、そういった不安があるのかもしれません。
お金を貯めておくことも必要ですが、それだけではなく、自分の力でお金を稼ぎだすことができるスキルをなにかしら確立しておくことは、老後100年時代、一番の保険かもしれませんね。