今回、初めて海釣りを体験。アジもたくさん釣れ、そのあとのアジパーティーのさばき方、料理のレシピまで、備忘録かねて情報共有します。
釣り船は金沢八景の忠彦丸さん
お世話になったのは金沢八景の忠彦丸さん。
電話をすると、迎えにきてくれます。今回、金沢八景駅の近くのセブンイレブンで待つように言われ、待っていると、他にも待機する釣り客が。ここで電車できた参加者をまとめてピックアップするようです。
参考
電車で来たことを伝えると、レンタルの釣竿料金がサービスに。これはうれしい。
また、海釣りに必須な長靴やジャケットなど、無料のレンタルサービスがありました。用意が何もない初心者には、本当に助かります。ライフジャケットも無料で全員渡されます。
なお、釣り船で海にでて沖に向かう途中、半端ではないくらい水がかかります。全身防水対策は必須です。
アジを釣るコツ
- 水面に針を入れた後、リールが下につくまで糸を下ろす
- 1-2メートル分だけ糸をまく
アジは海の底から1-2メートルの場所にいるそうなので、このやり方が一番釣れるんだとか。
おかげで、海釣り始めての超初心者の私でも、20匹も連れました!
なお、今回持って行ってよかったものはこちら。
持って行ってよかったもの
3月なのに、たまたま行った日が真冬日の寒さになり、雨からみぞれになる始末。本当に寒かった。足のつま先がかじかんで、感覚がなくなるレベルでした。ホッカイロは本当にあってよかった!!
100均のカッパ(丈長め)防水パンツをはいていなかった私がアホだったのですが、これのおかげで防寒面、防水面、両方相当助けられました!!
絶対に必要だったもの
船で座ることをなぜか想定しておらず、下は普通のジーンズで行ってしまいました。船の移動中には水しぶきでほぼびっしょりになるわ、船にそのまま座れないわで、防水パンツをはいていなかったことを心から後悔しました。
なお、忠彦丸さんの船、お尻の下あたりに暖かい鉄パイプが通っていたのも、お尻も暖かく快適で、かじかんだ手を暖めるために非常に助かりました。
初心者でもできた、超裏技!アジのさばき方
大量に釣れたのは良いのだけど、さばくの面倒だなーと思いがちなアジ。ゼイゴだとか、ウロコだとか、面倒なんですよね。
そんな中、超裏技を発見。魚さばき初心者の自分でも、簡単にさばくことができました。こちらのサイトを参考にさせていただきつつ、我流になりましたが、さばくことができました。
アジの皮をゼイゴとウロコを付けたまま一発で処理する手順
- アジを準備する
- ①の通り、切り目を入れる
- ①の切り目の端から皮をつかみ、尾の方に向かって一気に皮をむく
- ②の通り、切り目を入れる
- ②の切り目の端から背びれをつかみ、頭の方に向かって一気に背びれをむく
- 頭を落とす
- 腹に切り目を入れ、内臓を取り除く
3の手順で、ウロコもゼイゴも皮と一緒に一気に剥き取ることができます。これは簡単。
ただし、アジのヒレやゼイゴ、非常に硬いので素手で行うと、手がボロボロになります。(私はなりました。。。)アジを押さえるほうの手だけ、軍手などをして、手を保護することをオススメします。
三枚おろしの手順
ここから、三枚におろします。
- 尾の方から横に包丁をいれ、中骨にそって上の肉をとる
- ひっくりかえし、1の手順を繰り返す
- 氷水にいれて身をしめる
- 身に小骨が気になるようであれば、ピンセットで小骨をつまんで抜く
これだけですね。
大量のアジでアジパーティー!簡単レシピ
さて、たくさんのアジをさくさくさばいたら、早速調理。今回、アジパーティーで作ったレシピを紹介します。
大きめのアジが釣れたら鉄板、ぷりぷりのお刺身
大きめのアジが釣れたら、誰もが間違いなくやるでしょう。お刺身。
先の手順で三枚おろしまで行ったアジを、お店でみるように、斜めに切り、あとはお好きな薬味を準備するだけ。
おすすめ薬味
- 大葉
- しょうが
- 青ネギ
脂がしっかりのったアジ、薬味と一緒に食べるとさっぱり、最高ですね!
身がほわほわ!簡単アジフライ
お次はアジフライ。こちらも簡単なのでぜひ。
材料
- アジ 適量
- パン粉 適量
- 油 適量
- (A). 生卵 1個
- (A). 小麦粉 70ml
- (A). 水 70ml
手順
- (A)をよくかき混ぜる
- アジを(A)にくぐらせた後、パン粉をつける
- フライパンに2cm程度、油をいれ、熱し、パン粉をつけたアジを入れる
- 片面が色が変わってきたらひっくり返し、もう片面も揚げる
- キッチンペーパーに置き、余分な油をとる
釣りたてのアジでのアジフライ、もう、身がほろほろ、ほくほくで柔らかく、最高です。
小さめのアジを有効活用!アジのなめろう
刺身ほどは身がとれない、そんなアジを有効活用するには、たたいて骨も崩してしまえる、なめろうがいいですね。こちらの材料、お刺身でオススメの薬味と一緒なので、一気に準備してしまうと、時間短縮できますね。
材料
- アジ
- しょうが 適量
- 大葉 適量
- 青ネギ 適量
- にんにく(お好みで) 適量
- ねぎ 適量
- (A). みそ 大さじ1/2
- (A). しょうゆ 小さじ1
手順
- 三昧におろしたアジを、包丁で細かく刻み、叩く
- (A)をまぜる
- 全ての材料を混ぜる
これだけ。簡単ですね!
中骨のまわりの身も食べたい!最後はアクアパッツァやブイヤベースに。
取りきれない中骨のまわりの身も食べたい!そんな時は、もう煮込んでしまうのが一番。
アクアパッツァでも、ブイヤベースでも、いっそお味噌汁でもいいかもしれません。もう、三枚おろしの中骨の部分を、つっこんで煮て柔らかくしてしまいましょう。
煮れば煮るほど、骨も柔らかくなって、そのまま食べることもできます。
だんだん暖かくなって、これからまさに釣りが気持ちいい時期。初心者にとっての、海釣りからの、魚パーティーシーズン到来です。