仕事が辛い。この生活、終わりが見えない。いつまでこの仕事、続けるのだろう。
連日始発終電で、毎日数字を詰められ、理由をいっても、何をいっても詰められ、代替案ももう出るわけもなく、ただただ詰められる毎日。ブラックな職場で営業をやっている方は、こういった体験があるのではないでしょうか。
電車に飛び込んだら、本気で楽になるんじゃないか、と思うくらい辛かったときに編み出した、心が軽くなる、3つのステップを紹介します。
- 退職届に日付を入れる
- 転職サイトに登録する
- 履歴書を準備する
step
1退職届に日付を入れる
いったん、退職届を手元に起きましょう。そして、未来の日付を入れましょう。
まず大切なのは、いったん自分で期限を決めること。
貴重な短い自分の人生、だらだらと自分の納得いかない時間を過ごしてていいものでしょうか。生きるのに、お金は必要だとはいえ、仕事はたくさんあります。
人には、あう仕事、あわない仕事、あう環境、あわない環境がやっぱりあります。あえて、ずっとその辛い環境にいる意味は、自分の人生において、あるのでしょうか?
あるのであれば、頑張ればいい。ないのであれば、速攻居場所を変えるべき。
自分の人生は、自分のものです。誰かや会社に搾取されるか否かは、結局自分次第なのです。
そういったことを考えつつ、とりあえず、今の居場所にいる期限を自分で決めちゃうんです。
そうするだけで、少し、気持ちが軽くなります。
step
2転職サイトに登録する
とりあえず、転職サイトに登録して、他にどんな仕事があるか確認してみましょう。
いろんな案件を見る中で、「これおもしろそう!」「この条件めちゃくちゃいいじゃん!」などと思えたらめっけもん。居場所を移動する準備をしてみましょう。
動いてみたら、結果、今の居場所がよかったのか、次のステージにいったほうがいいのかがわかるでしょう。
step
3履歴書を準備する
紙の履歴書を買ってこい、というのではありません。自分の棚卸し、自己PRの作成をするのです。
「自分は学歴ないから」だとか「自分は大した経歴もないから」・・・なんて思って、転職できないと思うなかれ。少なくとも、働いてきた経験があるのであれば、ウリにできることの1つや2つあるものです。
「自分はないよ!」という方は、きっと自己評価が低いだけ。
たとえば、「ずっと単純作業してただけです」という人がいた場合「どんな仕事でも実直に確実に取り組めます」ということができます。実際に、ずっと単純作業できる人間と、耐えられずにやめてしまう人間といますから。
どうしても、自分の強みが思いつかないという方は、周りの、あなたの味方でいてくれるであろう人に、「私の強みって何?」と、率直に聞いてみるのもよいでしょう。
また、自己分析として、一度「ストレングスファインダー」を試してみることをお勧めします。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉 ストレングス・ファインダー2.0 [ トム・ラス ]
こちら、大手企業のセミナーでも用いられている自己分析方法の一つ。本の綴じ込みにあるシリアルコードを使って、質問に答えていくだけで、自分の5つの資質と、それを活かす方法がわかります。
本の費用と40分程度の時間がかかりますが、それで自分の強みがわかるのであれば、決して高くはありません。
- 自分に自信がない
- 履歴書に何を書いていいかわからない
- 仕事の仲間とうまくいかない
こんな人は、一度やってみることをおすすめします。
各々が持っている資質によって、どんなことが得意なのか、はたまた苦手なのか。どんなポジションにいれば、自分の強みが活かせるのか、などが分かれば、人生少し楽になるかもしれません。
この5つの資質は、自分のいる環境次第でいくつか変わることもあります。
私の場合、超がつくほどのブラック環境の営業で、絶対目標達成を言われていた時期と、チームワークを大切にして、一つのイベントを作りあげていった時期で、5つの資質の順番や資質自体が変わりました。でも、やっぱり当たってるんです。人ってきっと、適応能力があるようで、環境次第で資質も変わるんだということがわかります。
しかし、変わらないものもあるんですよね。それは、潜在的に強くあり、常に発揮されている資質と考えてよいでしょうね。
ただ、本当の限界を迎えると、こんなことをする余裕も気力もなくなります。実際に私もそうでした。
そんなときは、もういったん投げ出して、気力を整えましょう。
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もう、いつでも自分は居場所を移動できるんだ、という準備と心構えをすると、気持ちが軽くなります。
なぜか、そのあと、好転することが多いんですよね。
一度、試してみてください。
そうして、明日も無理せずがんばりましょう。